こんにちわ、ダディーです。
今回はアマゾンプライムビデオで無料視聴できるおススメのSF映画を5本厳選しました。
SF大好きな方も、SF興味が方も、皆さん楽しんでいただける作品達となっております。記事をご覧いただいたら、そのままの勢いで是非とも観ていただきたいと思います。
美しい映像美と、科学理論に基づいた重厚なストーリー、作品を支える素晴らしい音楽。
あらすじ程度の紹介なので、ネタバレはありません。それでは宜しくお願いします!
インターステラー ★4.5
THE END OF EARTH WILL NOT BE THE END OF US(地球の終焉は、我々の終焉にはならない)
物語は、近未来の地球が舞台です。環境破壊と食糧不足により、人類は生存の危機に直面していました。元エンジニアでありパイロットのクーパー(マシュー・マコノヒー)は、2人の子供を育てながら農業を営んでいました。ある日、彼は謎の重力異常を発見し、その結果、秘密裏に進行していたNASAの計画に巻き込まれます。NASAは、人類を救うために新たな居住地を探すためのミッションを計画しており、クーパーはそのミッションのパイロットに選ばれます。彼と仲間たちは、ワームホールを通じて別の銀河へと旅立ち、居住可能な惑星を探し求めるのです。しかし、その旅は多くの困難と犠牲を伴い、クーパーは地球に残した家族との再会を夢見ながら、未知の宇宙へと挑みます。
クリストファー・ノーラン監督による2014年作品。「インターステラー」は、単なるSF映画に留まらず、観る者に深い感動と考察を促す作品です。科学的な正確さと感情的な物語が絶妙に融合し、クリストファー・ノーランの卓越した演出力が光ります。人間の科学力は人類を救うことができるのか。そして宇宙を超えた愛の物語。この映画は、SFファンのみならず、多くの人々に強い印象を残し続けることでしょう。未見の方は、ぜひ一度その壮大な宇宙の旅を体験してみてください。
オデッセイ ★4.5
物語は、火星探査ミッション「アレス3」のクルーが激しい砂嵐に襲われるシーンから始まります。クルーは緊急避難を余儀なくされますが、宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)は嵐の中で行方不明となり、死亡したと判断されます。しかし、ワトニーは奇跡的に生き延びており、火星に一人取り残されていたのでした。地球からの支援が届くまで4年もかかる状況で、ワトニーは限られた物資を駆使して生き延びる方法を模索します。彼は植物学者としての知識を活かし、火星の過酷な環境でジャガイモを育てることに成功します。その一方で、彼は地球との通信手段を確立し、NASAと連絡を取ることに成功します。NASAと彼のクルーは、ワトニーを救出するために全力を尽くしますが、その道のりは決して平坦ではありません。
まさに火星サバイバル生活が描かれる本作。緊張感のあるストーリーに、ワトニーの逞しさがユーモラスな笑いをもたらしてくれます。「オデッセイ」は、科学の力と人間の精神力を讃える感動的な物語です。リアルな科学描写とユーモアあふれるストーリーテリングが、観客に深い印象を残します。火星の孤独なサバイバルと、地球での救出作戦が織り成すドラマは、単なるSF映画を超えた普遍的なメッセージを届けます。未見の方は、ぜひ一度このエキサイティングな冒険を体験してみてください。
オブリビオン ★4.5
トム・クルーズ信者なら是非とも観ておくべき映画です。物語の舞台は2077年の地球。異星人との戦争で地球は壊滅的な被害を受け、人類は惑星タイタンへの移住を余儀なくされます。地球にはわずかな人類が残り、ジャック・ハーパー(トム・クルーズ)はその一人です。彼はドローンの修理技師として、地球に残された資源を管理・保護する任務に就いています。彼のパートナーであり通信士のヴィカ(アンドレア・ライズボロー)と共に、静かで単調な日々を過ごしていました。
しかし、ジャックの心には断片的な記憶が残っており、それが彼を不安にさせます。ある日、彼は謎の宇宙船の墜落現場で一人の女性ジュリア(オルガ・キュリレンコ)を発見します。彼女はジャックの過去と深く関わっており、その出会いをきっかけに、ジャックは自身の存在や任務の真実に迫っていきます。
何といってもビジュアルが美しいのが本作の特徴です。廃墟となった地球の壮大な風景と、未来的な技術が融合した映像がなんとも美しい。ジョセフ・コシンスキー監督の視覚的なセンスが光ります。地球の侵略者「スカヴ」とは、そして「テット」とは。
ちょっとマニアックなのですが、何年か前に流行った「ポータル」というゲームを思い出す映像美です。
メッセージ ★4.5
物語は、巨大な宇宙船が突如地球上の12か所に現れるところから始まります。政府は、異星人との意思疎通を図るために、言語学者のルイーズ・バンクス(エイミー・アダムス)を招集します。彼女は物理学者のイアン・ドネリー(ジェレミー・レナー)と共に、モンタナ州に着陸した宇宙船に向かい、異星人とのコミュニケーションを試みます。その異星人は外見から、ヘプタポッドと呼ばれていました。ヘプタポッドの言語は、円形の象形文字で表されており、時間の概念が異なるため、ルイーズはその解読に苦労します。しかし、彼女は徐々に異星人の言語を理解し始め、その過程で時間に対する認識が変化していきます。やがて、異星人のメッセージが「武器を提供する」という曖昧な表現であることが判明し、世界各国で緊張が高まります。
ルイーズは、言語を完全に理解することで、異星人が実際には「言語を提供する」と言っていることを解明します。ヘプタポッド言語を理解したルイーズは自分の人生の意味を理解していきます。
映画「メッセージ」も全編を通して非常にビジュアルが美しく、何といっても映像と重厚なストーリーを支える音楽が素晴らしい作品となっています。
人間の言語は、人間の世界の捉え方を表しているだけ。世界の捉え方が異なる異星人の言語はどのようなものなのか。そして、異星人が捉える世界はどのようなものなのか。最後まで目が離せない作品です。
原題となっている小説「あなたの人生の物語」も非常に面白い作品です。映画を観て興味を持たれた方は、小説も読んでいただくことをお勧めします。考察が深まりますよ。
ゼログラビティー ★4.0
物語は、スペースシャトル「エクスプローラー」がハッブル宇宙望遠鏡の修理ミッションを遂行するシーンから始まります。医療技師のライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)とベテラン宇宙飛行士のマット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)は、順調に任務をこなしていました。しかし、ロシアの衛星が破壊されたことにより、その破片が猛スピードで彼らの元に迫ります。破片の衝突により、シャトルは大破し、ライアンとマットは宇宙空間に取り残されてしまいます。二人は酸素供給が限られている中、地球に帰還する方法を必死に探します。彼らは国際宇宙ステーション(ISS)や中国の宇宙ステーション(天宮)を目指し、困難な状況を乗り越えていきます。果たしてライアン博士は地球に帰還することができるのか。
「ゼロ・グラビティ」は、宇宙空間でのサバイバルを描いた革新的な映画です。サンドラ・ブロックの卓越した演技と、アルフォンソ・キュアロン監督の優れたビジュアルセンスが融合し、観客に忘れられない体験を提供します。残り酸素量が減っていくにつれてこちらも息苦しくなるようなリアルな宇宙描写と感動的な人間ドラマが詰まったこの映画は、SF映画の枠を超えた普遍的なメッセージを伝えています。未見の方は、ぜひこの壮大な宇宙の旅を体験してみてください。
以上、アマゾンプライムビデオで無料視聴できる激おススメのSF映画5本を紹介しました。僕はどの作品にも思い入れがあり、何度も観ている作品達です。特にインターステラーは自分が死ぬときに棺桶に入れてほしい映画10本の中に入ります。
こんなに素晴らしい作品達が無料で観れるなんていい時代になりました。人生に退屈していたら、どれでもいいのでポチッと再生してみてください。映画って素晴らしい。人生って素晴らしい。
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