【看護系の大学教授になるために】大学院への進学とその後の進路

お疲れ様です、ダディーです。

マリトッツォ美味しいですよね。近所のパン屋さんで売ってるのがとても美味しくて。

パン屋さんってエッセンシャルワーカーだなと思う今日この頃です。

ところで僕は現在、看護系の大学院に在学しています。ピカピカの1年生です。

看護師のキャリアって色々あると思うのですが、大学院に行くことは、キャリアアップの非常に良い選択肢になると思い今回記事にしてみました。

看護の大学院に興味がある方は是非読んでみてください。

ではどうぞ、看護系の大学院ってこんなところ↓

大学教員になるために修士号は必須

大学教員は助教からスタートとなりますが、助教に「修士号」は必須です。つまり大学院を卒業していることが必須となります。最近ではその上の「博士号」も取得することが求められてきており、将来的には博士まで修めていないと大学教員になることは難しいと言えます。

博士号って、凡人ならぬ凡ネコの俺には遠い世界に思えるニャ・・・

博士課程は確かに大変だよ。でも最近は働きながら夜間や休日に通える大学院が増えてきているし、チャレンジする価値はあるんじゃないかな。

まずは修士課程を修める(大学院を2年~5年間)

大学院では修士論文を書き上げ、修士という学位を取得することがゴールとなっています。基本的には2年間ですが、ほとんどの院生さんは看護師として働きながら大学院に通っていますので、仕事と大学院を両立するために長期履修という制度を活用することができます。ダディーの大学だと4年まで在学期間を延長することができますので、じっくり、ゆっくり学べます。

修士論文は平たく言うと「めちゃめちゃしっかりやる看護研究」です。大学院進学を目指すのであれば、まずは自分の研究疑問を見つけることから初めてみましょう。

修士(マスター)取得を目指します

大学院生は少数で授業はディスカッション中心です。

都会の大学院だと学生数もそれなりと思いますが、地方の大学だと学生は多くて10名くらいです。ちなみに私が通学していた大学院は同級生が私を入れて3人でした。もちろん皆さん看護師として働いていますから、臨床経験・知識は豊富です。「それ以上何を学ぶの?」って思うかもしれないのですが、あるんですよこれが。看護の対象となる「人間」とはどんな存在か、「健康」とは何か「不健康」とは何か、そしてそれらを理解する哲学。

断言します。世界が変わります。自分自身が看護師として働く意味が変わってきます。

授業は講義だけでなく、教授と学生とのディスカッションも多いです。他の病院や、病院じゃないところで働く人が組織と世代を超えて意見交換をします。その体験はとても刺激的ですよ。

テーマを決めて、プレゼンテーションしたりディスカッションをしたり。自分の考えを言葉にすること、他の人の考えに触れること。とっても刺激的な時間です。

③本をたくさん読みます

新しい知識・理論をインプットするため、たくさんの本を読みます(それが授業の課題になることもあります)。

大学の図書館はもちろん使い放題、有料の研究論文検索エンジンも無料で使用できます。

ダディーは読書が好きなので、大学の図書館で本に囲まれている瞬間が至福です・・・。

逆に本を読むのが苦手な方は、読書の練習をしておくとよいですね。

たくさんの本との出会いがありますよ。

大学院の学費は年間約55万円(国公立)

試験料が約3万円、入学費が約20万円、授業料が約年間55万円程度です。

前期と後期にわけて納付します。納付期限はだいたい職場のボーナス時期と重なるので、それで支払っている学生さんが多いようです。一応奨学金制度もあります。また、大学院によっては成績優秀者の授業料免除制度があるところもありますので確認してみるとよいでしょう。

授業料は半年ずつ支払うことを思うと、思っていたほど負担は少ないように思えるニャ

そうだね。ボーナスで払っている学生さんもいるよ。あと、大学院生も学生だから、学割が使えるようになるんだよ。Macbookやsurfaceが学割価格で買えるよ。

⑤素敵な学友との出会いがあり、人脈が広がります

病院はもちろん、介護施設・訪問看護・地域包括支援センター・看護学校・行政などなど、働く場所、世代、役職を超え、「看護」という共通のキーワードと熱い思いをもってそれぞれが入学してきます。学生数も少数ですので、すぐに打ち解け、すばらしい学友になれるはずです。そして人脈も広がり、今後の進路の選択肢も広がっていきます。

素晴らしい先生と、最高の学友が待ってます!

仕事をしながらの大学院は確かに大変ではあるのですが、それを超えた「最高におもしろい」体験ができるところ、それが大学院です。長期履修制度を活用すれば、それほど無理なく卒業を目指すこともできます。

少しでも関心があれば、まずは希望する大学院の教授にメールで相談をしてみてください。

そこから看護師としての人生が大きく変わっていきますよ。

「学ぶ」ってオモシロイよ。

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