【ホールドすべし】eMAXIS slim S&P500は売るべきか

こんにちは、えどです。

現在(令和7年3月時点)で投資信託「eMAXIS slim S&P500」を売却すべきかどうかについて考えていきます。

この記事を読めば、長期分散積み立て投資について理解が深まり、今後の積み立てモチベーションアップにつながります。

えどの自己紹介&投資状況です。

旧NISA時代からインデックス投資を初めて10年目になります。高配当株投資(高配当米国ETF)も行っていますが、保有資産の中心は投資信託(eMAXIS slim S&P500)です。

収入は月並みですが、毎月定額の積み立てを10年継続している生粋のインデックス投資家です。

結論:ホールドすべし

現在(令和7年3月時点)で直近の最高値よりおよそ9%下落しています。トランプ政権、中東・ウクライナ情勢等でS&P500指数は変動し、おまけに円高、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の継続保有に迷いを感じる方も多いかもしれません。証券口座を開いては下落を続ける時価評価額にメンタルを削られてはいませんか?そんなあなたに僕は伝えたい。「ホールドせよ」長期投資においては短期的な値動きに振り回されず、信念を持って投資を続けることが重要です。

あなたは何のために投資しているのですか?

えどの投資目的はずばり、老後資金です。そのため、eMAXIS slimS&P500を売却するのは25年後(自分が定年退職するとき)と決めています。だから今、トランプが関税をかけようが、ウクライナ・中東情勢がきな臭くなろうが、円高になろうが、今まで積み立ててきた資産を売却する気は一切ありません。あなたは何にために積み立て投資をしていますか?インデックス投資家は、デイトレーダーではありません。毎日の指数変動に一喜一憂する意味はありません。だって僕たちが資産を売却するのは少なくとも15年以上先の話です。自分の投資目的を再度確認しましょう。あなたが老後資金を目的とした長期分散積み立て投資を行っているならば、現在の下落相場でもeMAXIS slim S&P500をホールドしましょう。僕も鍛え上げた鋼の握力で握り続けます。

eMAXIS slim S&P500に未来を託せる理由

S&P500は、米国を代表する500社の大型企業で構成された指数であり、歴史的に安定した成長を示しています。短期的な下落は避けられませんが、過去のデータから見ても、景気後退や金融危機の後には力強く回復しています。特に、米国経済はイノベーションや企業利益の成長を背景に、長期的に上昇トレンドを維持してきました。実際にリーマンショック、コロナショックを乗り越え、右肩上がりに成長し続けてきた実績があります。

2. 分散投資によるリスク軽減

eMAXIS Slim S&P500は、幅広い業種のトップ企業に分散投資しているため、特定の企業の業績不振が全体のパフォーマンスに与える影響が限定的です。例えば、ハイテク株が下落してもヘルスケアやエネルギー株が安定することで、全体の値動きが緩和される仕組みです。そして構成銘柄は直近の四半期および連続する4四半期の合計で黒字を計上していることが求められており、定期的に見直されています。S&P500は新陳代謝のとてもよい株価指数であり、eMAXIS Slim S&P500は

3. ドルコスト平均法の効果

相場の下落時には「安く買える」ため、積立投資を継続することで平均取得単価が下がる効果が期待できます。これにより、将来の相場回復時に大きなリターンを得られる可能性が高まります。

4. 信託報酬の低さが長期投資に有利

eMAXIS Slim S&P500は信託報酬が0.09372%(税込)と、同種のファンドと比較して非常に低コストです。長期にわたって保有することで、余計なコスト負担を抑え、複利効果を最大限に活用できます。

5. 米国経済の強さとイノベーション

AI技術の進展、IT企業の成長、再生可能エネルギーの拡大など、米国は引き続き世界経済の中心としての地位を維持しています。こうした成長分野への投資を間接的に行える点も、eMAXIS Slim S&P500の魅力です。

6. トランプ政権時の市場動向と今後の展望

トランプ政権時には、大幅な減税政策や規制緩和が進められ、企業利益が拡大し、株価の上昇を後押ししました。S&P500はこの恩恵を受け、力強い成長を遂げました。再任後には、保護主義的な貿易政策や外交姿勢の影響で市場の不透明感が増す可能性があるものの、インフラ投資や製造業支援といった景気刺激策が再び展開されることで、株価にはプラスの影響が期待されるでしょう。こうした政策の影響を織り込んだ投資判断が重要です。

7. 感情に左右されない投資の重要性

短期的な相場の下落は不安を招きやすいものですが、感情的な判断で売却してしまうと、回復局面での利益を逃してしまうリスクがあります。過去のデータでは、暴落後の回復は急激に起こることが多いため、冷静な判断が求められます。

8. インフレ対策としての効果

インフレ時には現金の価値が目減りするリスクがありますが、S&P500に投資することで、物価上昇に伴う企業の収益増加の恩恵を受けられる可能性があります。特に、インフレ対応力のあるセクター(エネルギー、消費財、ヘルスケア)を含むS&P500は、物価上昇時でも資産価値を守る一助となるでしょう。

まとめ

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は、米国経済の成長性、分散効果、低コストといった特長から、長期投資に適した優れた商品です。短期的な値動きに惑わされず、積立やホールドを継続することが、将来の資産形成において有力な選択肢となるでしょう。

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